8)見えやすさの条件(日本建築学会編:高齢者のための建築環境、1994、p.102、彰国社) ○色彩学の権威、近江源太郎教授によると、“見えやすさ”は一般に図15によるものとしている。
また、遠方から存在のわかる視認性、次に文字のわかる可読性、これらは注視時に対象のあるいは閾値を知覚するのであるから本質的には背景との色の差に規定され、日常生活場面では?@視認性は背景と指標との輝度対比、したがって、色の三属性のうち、明度差に強く規定され、色相差、彩度差の効果は小さいとし、?A同じ2色間でも地と図を入れ換えると視認性が変化すると述べている。
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